半島の先端で、空と海、金華山に向き合う
白い道
島袋道浩 / SHIMABUKU
半島の先端で、
空と海、金華山に向き合う
「白い道は樹木の間を抜け、空へ、海へと延びていきます。 金華山が迫り、波の見えるところ、そこに鳥たちは遊んで居るでしょうか? そこは自然をもう一度発見するところです。」(島袋道浩)
島袋道浩 / SHIMABUKU
美術家。 1969年、神戸市生まれ。 12年間のドイツ、ベルリン滞在後、2017年より那覇市在住。 1990年代初頭より国内外の多くの場所を旅し、そこに生きる人々の生活や文化、新しいコミュニケーションのあり方に関するパフォーマンスやインスタレーション作品を制作。 詩情とユーモアに溢れながらもメタフォリカルに人々を触発するような作風は世界的な評価を得ている。 パリのポンピドゥー・センターやロンドンのヘイワード・ギャラリーなどでのグループ展やヴェニス・ビエンナーレ(2003、2017年)、サンパウロ・ビエンナーレ(2006年)、ハバナ・ビエンナーレ(2015)、リヨン・ビエンナーレ(2016年)などの国際展に多数参加。 2017年のリボーン・アート・フェスティバルにも参加し、鮎川ののり浜で「起こす」という作品を発表した。 2021年にはヨーロッパ各地での大規模な個展が企画されている。 作品はポンピドゥー・センターやモナコ新国立美術館など世界各地の美術館やアートセンターに収蔵されている。 著書に『扉を開ける』(リトルモア)、絵本『キュウリの旅』(小学館)など。
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Photo : Noguchi Rika
鮎川エリア
市街地から車で1時間ほどで至る牡鹿半島の南端部。 奥州三霊場の一つである金華山を望む海景も見ものです。 金華山沖は黒潮と親潮がぶつかり合う世界三大漁場の要地で、かつては捕鯨基地として栄えました。 2019年中には観光施設『鮎川浜ビジターセンター』、2020年には『ホエールタウンおしか』がオープン。
White Deer (Oshika)
名和晃平 / KOHEI NAWA
時刻によって表情を変える「迷い鹿」
White Deer (Oshika)
名和晃平 / KOHEI NAWA
鹿は古来から『神使』や『神獣』として、アニミズムや神道などの信仰のなかで親しまれてきました。 近年、日本では鹿が増え続けており、人里に時々現れる鹿は、『迷い鹿』と呼ばれます。(名和晃平)
白い道
島袋道浩 / SHIMABUKU
半島の先端で、空と海、金華山に向き合う
白い道
島袋道浩 / SHIMABUKU
白い道は樹木の間を抜け、空へ、海へと延びていきます。 金華山が迫り、波の見えるところ、そこに鳥たちは遊んで居るでしょうか?そこは自然をもう一度発見するところです。(島袋道浩)
room キンカザン
吉増剛造 / GOZO YOSHIMASU
詩人が通い続ける部屋
room キンカザン
吉増剛造 / GOZO YOSHIMASU
展示の準備で鮎川へ来た際、吉増剛造が常宿としていた『ホテルニューさか井』の2階の一室が展示の場所です。 金華山を望むその部屋に滞在して書かれた、新しく生まれたばかりの詩や創作の現場を垣間見ることができます。
Microcosmos -Melody-
増田セバスチャン / MASUDA SEBASTIAN
駅前に新たに加わる華やかなピアノ
Microcosmos -Melody-
増田セバスチャン / MASUDA SEBASTIAN
こんな時代には、華が必要です。 どうにもできない出来事の中でも、心はいつでもカラフルに彩られて欲しい。 このピアノが色々な世代のコミュニケーションツールとなり、皆さんと一緒にカラフルなメロディを奏でることを願っています(増田セバスチャン)
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この情報は2021年3月31日時点のものです。
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