いのちのてざわりを感じる旅へ

時刻によって表情を変える「迷い鹿」

White Deer (Oshika)

名和晃平 / KOHEI NAWA

DETAIL

作品の詳細

「鹿は古来から『神使』や『神獣』として、アニミズムや神道などの信仰のなかで親しまれてきました。近年、日本では鹿が増え続けており、人里に時々現れる鹿は、『迷い鹿』と呼ばれます。《White Deer (Oshika)》はインターネット上に現れた『迷い鹿』(鹿の剥製)を取り寄せ、3Dスキャンして得たデータを元に制作されました。牡鹿半島・荻浜に立つその姿は遠くの空を見上げ、旅の原点である瀬戸内海・犬島の方を向いています」(名和晃平)

  • 荻浜エリア
  • 制作年:2017
  • 公開中
  • 作品の場所:ホワイトシェルビーチ
  • 駐車場あり

名和晃平 / KOHEI NAWA

1975年生まれ。彫刻家 / Sandwich Inc.主宰 / 京都芸術大学教授。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。セル(細胞・粒)という概念を機軸として、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。近年では、アートパビリオン「洸庭」など、建築のプロジェクトも手がける。2015年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演中。2018年にフランス・ルーヴル美術館ピラミッド内にて彫刻作品 “Throne” を特別展示。

OFFICIAL WEB SITE

荻浜エリア

牡蠣の養殖場を抜けて細道を行くと現れるホワイトシェルビーチには、名和晃平の作品《White Deer (Oshika)》、そして「Reborn-Art DINING」が。食堂「はまさいさい」もある県道沿いの牡鹿ビレッジは、地域の方々と新しいなりわいやさまざまな循環の創出を目指す拠点の一つです。

PERMANENT EXHIBITION

  • White Deer (Oshika)

    名和晃平 / KOHEI NAWA

    時刻によって表情を変える「迷い鹿」

    White Deer (Oshika)

    名和晃平 / KOHEI NAWA

    鹿は古来から『神使』や『神獣』として、アニミズムや神道などの信仰のなかで親しまれてきました。 近年、日本では鹿が増え続けており、人里に時々現れる鹿は、『迷い鹿』と呼ばれます。(名和晃平)

  • 白い道

    島袋道浩 / SHIMABUKU

    半島の先端で、空と海、金華山に向き合う

    白い道

    島袋道浩 / SHIMABUKU

    白い道は樹木の間を抜け、空へ、海へと延びていきます。 金華山が迫り、波の見えるところ、そこに鳥たちは遊んで居るでしょうか?そこは自然をもう一度発見するところです。(島袋道浩)

  • room キンカザン

    吉増剛造 / GOZO YOSHIMASU

    詩人が通い続ける部屋

    room キンカザン

    吉増剛造 / GOZO YOSHIMASU

    展示の準備で鮎川へ来た際、吉増剛造が常宿としていた『ホテルニューさか井』の2階の一室が展示の場所です。 金華山を望むその部屋に滞在して書かれた、新しく生まれたばかりの詩や創作の現場を垣間見ることができます。

  • Microcosmos -Melody-

    増田セバスチャン / MASUDA SEBASTIAN

    駅前に新たに加わる華やかなピアノ

    Microcosmos -Melody-

    増田セバスチャン / MASUDA SEBASTIAN

    こんな時代には、華が必要です。 どうにもできない出来事の中でも、心はいつでもカラフルに彩られて欲しい。 このピアノが色々な世代のコミュニケーションツールとなり、皆さんと一緒にカラフルなメロディを奏でることを願っています(増田セバスチャン)

天候や現地の状況によって鑑賞できない場合があります。 詳しくはインフォメーション。 SNS 等を参照ください。

この情報は2021年3月31日時点のものです。
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